【失敗談】行動力があれば成功すると思ってるのは甘い
大学時代
私は5つくらいのアルバイトに、5つくらいの中長期インターンに参加した。
学生団体にも所属した。
おもしろそうな就活イベントのスタッフなどもやった。
でも、
何も得られなかった。
行動力があれば成功すると思ってるのは甘い
少し前、興味深いツイートを見た。
若い子と話してて気づいたんだけど、「何になりたいか?」「どんな仕事がしたいか?」という問いにははっきり答えられない子が大勢いる一方で、「どんな働き方がしたいか?」「どんな生活がしたいか?」という質問にはほとんどの子がちゃんと答えられるんですよね。
— えとみほ (@etomiho) 2018年2月27日
今の若者は将来の夢や職業よりも、「働き方」や「ライフスタイル」に関心が高かったり、はっきりと言語化できる人が多いという話。
私も理想のライフスタイルや働き方に関しては、
誰にも縛られず自由に生きたい、好きな場所で好きな人と働きたい、世界中のありとあらゆる珍しい景色を見たいと、たくさんある。
私は、大学でなんか自分の好きなものを見つけて、それを職業にしたいと漠然と考えていた。
だから、大学入学時の私は
幼い頃から大好きだったサッカー以外の
「夢中になれること」
を探した。
アルバイトもたくさんやったし、
インターンっていうかっこよさそうなものをやれば、
なにか見つかると思った。
「とりあえず迷ったらやる」
という判断軸の元、誘われたイベントには顔を出したりした。
でも、
何も得られなかった。
ちなみに、学生でできることを全部したか、と言われればそういうわけではない。
例えば、留学には行っていない。
旅行にもそれほど行ったわけではない。
個人的に当時は、旅とか留学で「自分を見つけた」とか言う人が
嫌いだったからだ。(笑)
大学の2年は特に将来のことを考えているフリをしていた。
いや、考えていた。
しかし、立ち止まってしまったのだ。
インターンや学生団体など、
ずっと動き回っていたから、止まればなにか見えると思ったのだ。
バイトなどを辞め、2ヶ月間弱、大学の授業以外ほとんんどなにもしなかった。
したことと言えば、
家に帰り、ネットサーフィンをした。
ひたすら寝てみた。
本を読み漁った。
でも、何も見つからなかった。
理由はたくさんある。
2つ大きな理由があるかもしれない。
一つ目は、「夢中になれること」を「探した」こと。
これが少し間違いであったと思う。
「夢中になれること」が「サッカー」みたいなわかりやすい形でひょこっと出てくると思っていたのだ。
そんなわけはなかった。
なぜなら「サッカー」が好きという前提がまず間違えだったからだ。
「サッカー」のどこが好きだったかと言うと、
「チームが共通の目標に向かい、努力し、目標達成する」中で「私がチームに足りないところを補完し、目標達成に大きく貢献すること」が好きだったのだ。
「サッカー」が好きではなかったのだ。
だから、まず「サッカー」と似たものを曖昧な形で求め続けた私が
馬鹿だった。
「目標」が「目標」になってなかった。
行動力のある人は最強だけれど、仮説を立てられない人は行動して永遠に失敗し続ける
— やぎぺー (@yagijimpei) 2018年2月17日
ノリで転職し続ける人とか。
色んな副業に手を出しまくる人とか。
そして、もう一つの大きな理由はこれ。
「仮説を立てれなかった」こと。
もう少し言うと、
「結果を分析し、仮説をたてて、次の行動プランを作り、実行する」
という当たり前なPDCAをまわせなかったからだ。
(サッカーの時は自然とできていたにも関わらず。)
うまく行かなかった時、自分の行動力が足りないせいだと思い、ただ馬鹿みたいに行動してしまった。
これが間違いだった。
しっかり「なんでいまのアルバイトは楽しくなかったのか」を分析し、仮説を立て、行動を移せば少し結果は変わっていたと思う。
「なんも考えていなかったの?」と聞かれたら一応「考えていた」と言いたい。
でも、カスみたいな考えだった。
「きっと給料低いからつまらなかったんだ」
「お客さんの質が悪いからつまんなかったんだ」
そんなカスみたいな分析で、次の行動の仮説をてきとうに立て、ただ闇雲に行動してしまった。
行動力だけではだめ。
ウダウダと振り返りながら感じることを書いてきました。
これから新生活を前に、就職活動を前に、何かにチャレンジしようとしている人。
なにをしてもいいです。
なにをしなくてもいいです。
でも、“ただ”行動するのは小学生までにしましょう。
ちなみに私は「行動力があるね〜」と言ってもらえます。
でも残酷な言い方をすると“それだけ”です。
「行動力」は「幸せ」に直結するわけでもないし、「やりがい」や「成功」にもつながりません。
「本当に実現したいことや夢=行動力があれば見つかる」ではありません。
- 「目標」は明確に。
- 「行動」は仮説や分析を基に明確に。
ご精読ありがとうございました!
前回記事:やりがいって? 前向きになる幸せの探し方 - 超凡大学生
ぜひ読んで下さい!
やりがいを得るには? 「価値の提供の仕方」考えるといいかも!
どうもダメダメ就活生です。
前回記事:やりがいって? 前向きになる幸せの探し方 - 超凡大学生
ぜひ読んで下さい!
読んだほうがより一層この記事に納得して頂けるかもしれません!
実はわたしは某社でライターをしています。
主にサッカーの記事を書いています。これはこれでおもしろい。
移籍の話を書いたり、試合の結果を書いたりする時もある。シンプルにサッカーが好きだからおもしろい。
そのためにも、だれよりもイギリスメディアやスペインメディアのスポーツ欄を読んでいると思う。
ここでの私の価値は
一般人じゃ読まない(読めない)海外のサッカー情報を翻訳してわかりやすく砕いて届けること
だ。(そして、人々の知的好奇心を満たすこと≒人を幸せにする)
では、他の職業はどうだろう?
美容院の美容師さんは髪を切ってあげて人を美しくすることだ(そして、人々の自己満足感を満たすこと≒人を幸せにする)
人材会社のキャリアアドバイザーは一緒にキャリアについて考えてあげて人のライフプランを共に描くことだ(そして、人々の人生への肯定感を満たすこと≒人を幸せにする)
BtoBもBtoCも基本は一緒だ。
だれかの幸せの一部を作ってあげることが価値である。
そして、価値をだれかに届けるには今、2種類やり方がある。
一つは会社から価値を借りてそれを提供する方法
もう一つは自分の価値を提供する方法
どちらが良い悪いとかではなく、結局だれかを幸せにすることが大事。
自動車を売って幸せにするのも良し。
ブログで幸せにするのも良し。
自分が
どんな「価値」を(スキル、経験など)
どんな方法で(オンラインorオフライン)
どんな幸せをとどけるのか。(喜び、新知識、共感など)
そして幸せを届けたら、どんなやりがいを感じるのか?
どんなやりがいから、どんな生きがいをつくりだすのか?
そしてどう幸せになるのか。
前回記事:やりがいって? 前向きになる幸せの探し方 - 超凡大学生
ぜひ読んで下さい!
やりがいって? 前向きになる幸せの探し方
仕事でやりがいを感じないわけではないけど、なにか幸せ感が足りない…
そんな人に届いたら幸せです。
複数のやりがいを見つけ、それを複合させ幸せをつくっていく。
これが私が考える「前向きになれる幸せの探し方」です。
現在大学3年生の私は絶賛就活中です。
その中で、様々な感情が渦巻きますが、よくこんな言葉を聞きます
“やりがい”“生きがい”“幸せ”
ちなみに、私は、長年のサッカーや、大学在学中に経験した長期インターンシップなどから、こんな“やりがい”を構成するもの(就活の軸)を仮説立てた。(詳しい理由は割愛)
- 自分(とチーム)で考え抜いた解決策で企業(相手チーム)の問題解決ができる仕事であること。(それが結果的に大きな社会貢献につながること)
- サービスの提供先から直接感謝を得られる仕事であること。
そのため、仮説的にはBtoBの無形商材となった。(ex.人材)
でも、“やりがい”ってなんのためですか?
もっと前提から聞くと、
仕事ってなんのためにするんですか?
ただ私の考えでは、仕事は幸せになるための手段。
その仕事において、“やりがい”をなぜ求めるか?
私は、なぜ“やりがい”を求めるかというと、“生きがい”につながるからだと思う。
また、なぜ“生きがい”を求めるかというと、生きがいは幸せにつながるから。
図示するとこういうかんじ。
こう言っても、あまりまだ読者の皆さんにはわからないと思う。
だから、私の例を下に挙げよう。
私は、
- DJ
- B to B 無形商材
- ブログ
- メディア運営
という4つのやりがいから、生きがいを生み出し、生きがいから幸せになりたい。
僕の考えた
前向きになる幸せの探し方は
仕事ひとつ(やりがいひとつ)で幸せになれるとは思わないこと。
複数のやりがいを探し、複数のやりがいから生きがいをつくり、幸せになること。
だから私は、そもそも、就職するだけで幸せになれると思っていない。
世の中の多くの人が、現在の仕事で幸せになれないのはこれが原因なのでは?
と勝手に私は思っている。
ひとつの仕事の“やりがい”だけ(私だったらB to B無形商材)で幸せになれる人って少ないのではないだろうか。
もっと幸せって複雑だと思う。(もっとたくさんの“やりがい”から構成されていると思う)
私にもまだまだこれ以外にたくさん要素があると思う。
例えば、まだ上の図には子育てや結婚における「家族」という要素などが幸せの構成要素に含まれていない。
では、さらに詳しく、なぜ私が4つのやりがいを求めるかというと、
全部においてやりがいが少し違うからだ。
複数のやりがいと言ったが、
やりがいのタイプは大きく4つあると私は考えた。
人によっては、タイプAとタイプCのやりがいで(生きがいを感じ)幸せになれる人もいるかもしれないだろう。
そこは個人によってまちまちだ。
「タイプA」は私のやりがいにおける「DJ」だ。
自分個人のスキルや知恵などで、だれかの喜びを直接的につくりだすことだ。
私が「DJ」でなによりやりがいに感じることは
「自分が考え抜いた選曲でフロアを盛り上げ、観客が幸せになってくれる。そしてその姿が直接目に見えること」だ。
「DJ」以外には
フリーのクリエイターさんやデザイナーさんもこれにあてはまるかもしれない。
個人で頑張ってだれかをわー!と喜ばすかんじ。
「タイプB」は私のやりがいにおける「ブログ」だ。
自分個人のスキルや知恵などで、だれかの喜びを間接的につくりだすことだ。
私が「ブログ」でなによりやりがいに感じることは
「自分が経験したことや知識などで、だれかが幸せになってくれる。そして、顔は見えなくても数字やコメントなどでだれかの喜びを間接的に実感できること」だ。
「ブログ」以外には
いわゆるブロガーさんや、インスタグラマーなどがあてはまるかもしれない。
個人でブログのペルソナ設定とかして、それに向けて記事書いて、PV得て、みたいな。
「タイプC」は私のやりがいにおける「B to B 無形商材」だ。
チーム(企業)で目標(経営目標)を目指し、個人個人が自分のやるべきことをやって、だれかの喜びを直接的につくりだすことだ。
私が「B to B 無形商材」でやりがいに感じることは
「チームで目標(経営目標)を目指し、私が私のやるべきことをやって(営業で受注する)、取引先が(私の無形商材によって)幸せになってくれる。そして取引先の担当者が喜んでくれるのが直接見える(取引先の担当者が感謝を伝えてくれるてきな)」だ。
「B to B 無形商材」以外には
「B to B 有形商材」などがあてはまるかもしれない。
チームで大きな目標に向かって、だれかの笑顔を直接見るためにがんばりたい!てきなやりがいはここにあてはまる。
「タイプD」は私のやりがいにおける「メディア運営」だ。
チーム(企業?)で目標(経営目標)を目指し、個人個人がやるべきことをやって、だれかの喜びを間接的につくりだすことだ。
私が「メディア運営」でやりがいに感じることは
「チームで目標を目指し、私が私のやるべきことをやって(記事作成など)、だれかが幸せになってくれる。そして、顔は見えなくても、数字やコメントなどでだれかの喜びを間接的に実感できること」だ。
「メディア運営」以外には
「B to C 無形商材」や「B to C 有形商材」などがあてはまるかもしれない。
チームでレストランとかの優良情報を集めて、日本の食を発展させようてきな会社とかがここかもしれない。
私は、4つの“やりがい”全てを得たい。
というか得ないと「幸せ」にはなれないと思っている。
個人として、DJは本当に楽しい!とてもやりがいを感じる。
個人として、ブログも、最近しっかり書き始めて、少しPVが上がったりしただけでとてもやりがいを感じる。
「B to B 無形商材」(私の経験だとサッカー)もチームで勝利という目標に向ってチーム全員で頑張るというのはとてもやりがいを感じる。
また、「メディア運営」も現在実は私はある大きなメディアでライターをしているのだが、これも時々私が書いた記事が何万PVを得られたりして、とてもやりがいがある。
では、「DJ」だけで人生を過ごすのはどうか?と聞かれたら、それは「No」だ。
シンプルにまず、100歳までずっとDJだけやるなんてつまらない。
そして先程から何回もお伝えしているように、複数のやりがいを複合させて私は幸せになれると思っている。
いろんなやりがいを人生で何回も感じたい。
それが私の生きがいにつながり、幸せにつながると思う。
ただ、今、私はたまたまこの4タイプにあてはまることをした経験があり、これからも4タイプのやりがいを味わいたい。
それが私の生きがいにつながる。
そして、私は幸せになるのだ。
もう一度言う。
私は、そもそも、就職するだけで幸せになれると思っていない。
ひとつの仕事の“やりがい”だけで幸せにはなれない。
幸せって複雑だ。
幸せにはたくさん要素があると思う。
ぜひみなさんにとっての
「幸せ」を再考してほしい。
仕事ひとつするだけでは幸せになれない可能性があることを、そのメカニズムを、
少しでも感じて欲しい。(大きなお世話で申し訳ありません)
いわゆる「どこかの企業に勤めて、仕事をして、やりがいを感じること」は
あくまでも自分の幸せを実現するための一つの方法ではないでしょうか。
仕事でやりがいを感じないわけではないけど、なにか幸せ感が足りない…
そんな人に届いたら幸せです。
複数のやりがいを見つけ、それを複合させ幸せをつくっていく。
これが私が考える「前向きになれる幸せの探し方」です。
以上です。長々とお読み頂きありがとうございました。